主体性を発揮できる社員になるには時間がかかる。


会うだけで元気になるスーパー保健師 鈴木由美です。


「主体的に働く社員の育成」ということを理念にあげている企業様も多いです。

私も保健指導でその一助を担っています。



職場では定期健康診断後の保健指導があります。

二次検査や特定保健指導の対象になると

ほぼもれなく面談が設定されます。


これ、好きな方いないようで

自分が悪いので仕方ないけど

面談したって、変える気ないんだから時間の無駄だ

出来れば行きたくない。

どうせ言っても何を指導されるか分かってる。

と言う方もいます。

もちろん、相談したかったっていう方もいますけど極少数。


こうなると、当日になってのドタキャンもあります。

嫌々でも、そこに来てくれても、話が始められるかどうか

ここは保健師の腕の見せ所。


人は、自分でやる気になればどんどん変わる生き物。

そのタイミングがいつなのかは知らない。


自分から相談があって受ける指導と

呼び出しの指導の違いはここですね。

呼び出しは相手も警戒してくることが多い。


警戒が解ければ

自分から話始める。

だって、自分を良くしたいもの

そして、分かって欲しいもの。

分かることは出来ないけど

分かろうとしてくれる人に出会えるって嬉しいもの。


で、話をいっぱいしたからと言って

聞いてもらったからと言って

そこで、自分で変えようっていうスイッチが入るとは限らない。


どこかでスイッチが入った瞬間に

どんな行動を始めるか。

何を選ぶのか。

そう進めるのか。

面談を重ねながら相手に伝えていく。


今までの仕事の仕方が大きく影響しているようで

営業でお客様を満足させてきた人は、自分自身も満足させることが出来る。

継続することの大事さが身に染みていて

どうしたら、無理なく続くかも知っている。


ともあれ、保健指導しながら

その思考力をトレーニングしているようなもの。

面談のたびに繰り返し質問する。

繰り返し、決めてもらう。

繰り返し状況を確認する。

それは、即改善に結びつかない項目もある。

だけど、自分は続けることが出来たという成功体験の集積が

いざとなった時に生きてくる。



保健師には特に脅かされなかった。

これをやれとも言われなかった。

指導されてやったのではない。

自分で決めてやった。

それこそが、主体的に行動できるということ。

私の健康相談の目的

そうなるのに数年かかったって、それで十分OKヽ(^o^)丿




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