夏は、ドリンクにご注意!(7月の健康通信 その2)
会うだけで、元気になるスーパー保健師鈴木由美です。
暑くなるとお水が美味しいですね。
ごくごくごくとのどを潤す命の水。
人の60%はお水。
その1%が減っても思考力がダウンします。
食事以外から取る1日に必要な水分量は、おおむね1.5L
500mlのペットボトル3本分です。
これをまとめて飲むとおしっこに出てしまうので
喉が渇く前にちょとずつ飲むのが体内に吸収するコツです。
脱水時におすすめなのが
OS1などの経口補水液
脱水予防には
スポーツドリンク
もしくは麦茶に海のお塩を一つまみ
糖質が含まれているドリンクは、糖尿病やその予備軍の方々は要注意です。
砂糖やブドウ糖、果糖の入った飲料は血糖値を爆上がりさせます。
血糖値を下げようとインスリンが多用に出て
急に下がるので眠くなったりだるくなったりします。
これを血糖値スパイクといいますが
糖尿病になっていなくても血管の内側を傷つけますし
内臓脂肪を増やして、インスリンの効きを悪くします。
ラベルの裏側もよく見て選んでください。
ここで、私の失敗事例を一つご紹介します。
甘酒を150ml飲みました。
成分に「糖」が無かったので。
飲んだ直後の血糖値は98mg/dで問題ない。
ですが、その30分後には
288mg/dで爆上がり。
慌てて運動して下がりましたが
今度は、58mg/dまで落ちてちょっと疲れました。
「糖」と書いてなくても
麦芽糖や希少糖でもじわじわと血糖値は上がります。
摂取量に気をつけましょう。
夏場に安全な飲料は
①水
②湯冷まし
③麦茶
④緑茶
⑤ブラックコーヒー
この順番に優劣は無いです。
お好きなものをお飲みください。
汗のかくところでの作業時には、塩分摂取も忘れずに。
補足になりますが
レンチンした梅干しを1個入れての湯冷まし
美味しいです。
レンチンした梅干しは痩せる作用のある物質にかわるとか。
その真偽は不明ですが、梅干しは昔からの日本人の智慧が豊富です。
では、この夏もお元気で。
体が資本ですからね(^_-)-☆
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